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 焼きちくわの賞味期限を改ざんして販売したとして、兵庫県尼崎市保健所は3日、同市潮江4の海産物卸売業「魚熊」に、食品表示法に基づく行政指導を行った。4本入りのパック24袋について、社員が最大10日間書き換えていた。健康被害は確認されていない。

 市保健所によると、本来の賞味期限は2月24日~3月2日だったが、ちくわ担当の社員が油性ペンで消した後、全て3月5日に書き直したという。2月28日に市内の事業者を通じて購入した人が気付き、事業者が3月2日、市保健所に通報した。

 改ざんした社員は「コロナ禍で経営が厳しく在庫管理の徹底を指導されていたが残ってしまい、責任を感じて1人で改ざんした」と話しているという。

 市保健所は同社が販売している全商品の表示の点検や原因究明、再発防止策の実施などを指示した。

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