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 兵庫県と県内41市町の議会のうち14市町で、女性議員の割合が1割未満であることが神戸新聞社のまとめで分かった。5年前の前回調査の15市町とほぼ同じ。41市町議会の平均は19%で、前回から3・3ポイントの微増にとどまった。住民の声を反映する身近な議論の場で依然、男女均等とは程遠い実態が浮き彫りとなった。

 8日の国際女性デーに合わせまとめた。政党に候補者数の男女均等化を求める「政治分野の男女共同参画推進法」が2018年に施行されたが、地方議会は足踏み状態で、4月の統一地方選の動向が注目される。

 まとめは神戸新聞社調査(18年8月時点)と、地方議会が対象の共同通信のアンケート結果(22年11月時点)を使った。改選などで現状と違うケースもある。

 昨年11月時点の女性議員数と割合は、兵庫県議会が12人(15%)、県内41市町議会は計161人(19%)。全国の都道府県と市区町村の議会は計4915人(15・5%)だった。

 兵庫で女性ゼロの議会は神河町のみ。4議会あった前回調査から改善した。1人は相生、西脇、加西、養父、淡路、宍粟市議会と、多可、市川、福崎、太子、上郡、佐用、香美町議会。

 女性の割合が最も高かったのは、議員15人のうち女性が7人を占めた猪名川町(46・7%)。前回は最高でも3割台だったが、今回は小野市と播磨町を含めて3議会が4割を超えた。

 昨年11月時点で女性が議長を務めていたのは三木市と播磨町のみ。女性を増やしたり、活動しやすくしたりする取り組みを「実施している」と答えたのは8議会にとどまった。

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