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「3・11 むすぶ」の文字にかたどられたろうそくを囲み、黙とうする参列者=11日午後2時46分、神戸市中央区加納町6
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「3・11 むすぶ」の文字にかたどられたろうそくを囲み、黙とうする参列者=11日午後2時46分、神戸市中央区加納町6
「希望の灯り」を分灯する参加者=11日午後、神戸市中央区加納町6、東遊園地
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「希望の灯り」を分灯する参加者=11日午後、神戸市中央区加納町6、東遊園地
キャンドルに火をともす参加者=11日午後、神戸市中央区加納町6、東遊園地
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キャンドルに火をともす参加者=11日午後、神戸市中央区加納町6、東遊園地
キャンドルの火で線香花火をつけて、東日本大震災の被災地に思いをはせる参加者=11日午後、神戸市中央区加納町6、東遊園地
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キャンドルの火で線香花火をつけて、東日本大震災の被災地に思いをはせる参加者=11日午後、神戸市中央区加納町6、東遊園地

 東日本大震災から12年となった11日、神戸・三宮の東遊園地で、犠牲者を追悼する行事があった。訪れた約100人が、ろうそく約600個でかたどった「3・11 むすぶ」の文字を囲んで黙とうをした。甚大な被害が出た岩手県陸前高田市の追悼会場とオンラインでつながり、思いを一つに祈りをささげた。

 NPO法人「阪神淡路大震災1・17希望の灯り(HANDS)」が主催。震災翌年の2012年から毎年開く。

 陸前高田市にあるガス灯「3・11希望の灯り」には、東遊園地から追悼の火が分灯された縁があり、交流した。同市の女性(62)は画面越しに「きょうは快晴で暖かい分、あの日の寒さを思い出す。十三回忌を迎え、何年たっても犠牲者を思う気持ちは変わらない」と語った。

 ろうそくで並べた「むすぶ」の文字は今年1月17日、阪神・淡路大震災の追悼行事でも使われた。会場では、東日本大震災が発生した午後2時46分に合わせ、参加者は手を合わせた。HANDS代表理事の藤本真一さん(38)は「二つの震災で形は違うが、心の痛みは同じ」と話した。

 若者らの語り部グループ「1・17希望の架け橋」も参加。六甲アイランド高校1年の生徒(16)=芦屋市=は「亡くなった人を思い、誰も止められない自然災害で一人でも多くの人が助かるため、語り継ぐことが大切」と訴えた。

東日本大震災神戸阪神
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