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引退の日を迎え、兵庫駅を出発する和田岬線の103系車両=神戸市兵庫区駅南通5、JR兵庫駅
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引退の日を迎え、兵庫駅を出発する和田岬線の103系車両=神戸市兵庫区駅南通5、JR兵庫駅
引退を見届けようと、県内外から多くのファンが駆けつけた=神戸市兵庫区駅南通5、JR兵庫駅
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引退を見届けようと、県内外から多くのファンが駆けつけた=神戸市兵庫区駅南通5、JR兵庫駅
象徴的なスカイブルーの車両が多くのファンを引きつけ愛された=神戸市兵庫区駅南通5
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象徴的なスカイブルーの車両が多くのファンを引きつけ愛された=神戸市兵庫区駅南通5
かけつけたファンらに挨拶するJR西日本兵庫支社長の國弘正治さん=神戸市兵庫区駅南通5
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かけつけたファンらに挨拶するJR西日本兵庫支社長の國弘正治さん=神戸市兵庫区駅南通5
引退を見届けようと、県内外から多くのファンが駆けつけた=神戸市兵庫区駅南通5
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引退を見届けようと、県内外から多くのファンが駆けつけた=神戸市兵庫区駅南通5

 スカイブルーで、1編成6両の愛らしい車体。神戸市兵庫区の兵庫-和田岬駅の2駅をつなぐJR和田岬線で22年もの間、働く人々を乗せ続けた旧国鉄時代の車両「103系」が18日、その歴史に幕を下ろした。引退を見届ける出発式にはホームを埋め尽くすほどのファンが駆けつけ、最後の姿を胸に刻んだ。

 103系は1963~84年に製造されて各地に導入が広がり、旧国鉄を代表する通勤電車として、首都圏や関西の多くの路線で活躍した。JR和田岬線では2001年から運用。通勤ラッシュの朝夕のみ運行し、労働者の足として生活を支えた。

 今回引退したのは1973年に製造された車両で、約50年走り続けて老朽化したという。兵庫県内に残る現役の車両は、加古川線と播但線を運行する計34両となった。

 出発式では、JR西日本の國弘正治兵庫支社長が「通勤通学にお買い物など、長年にわたって愛され親しまれた」とあいさつ。出発式への参加権を購入し、出発の発声を担った会社員の小林稜治さん(28)=大阪府豊中市=は「幼少期から人生を共にしてきた103系。発声の時には心のなかで『ありがとう』と声をかけた」と話した。

神戸
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