就職した学生がすぐに会社を辞めてしまうミスマッチを解消しようと、関西学院大(西宮市)の学生が起業して、「長期インターンシップ(就業体験)」の普及に取り組んでいる。1カ月~1年ほど実際に企業で働いて、仕事や社風を確認する仕組みで、首都圏では既に採用プロセスの一つとして周知されている。まだ認知度が低い関西に特化して、「学生と中小企業を橋渡ししたい」という。
関学大経済学部を休学中の佐保健太郎さん(22)が、職業紹介会社「Motivate」(モチベート、神戸市北区)を設立。昨年9月に長期インターンのマッチング事業を始めた。「Advans(アドバンス)」の名称で、マッチングサイト運営やインターン導入支援を手がける。
サイトには現在、京阪神を中心に約30社が登録。希望する学生は会員登録とプロフィルの入力をした上で、エリアや職種から希望の企業を検索して応募し、書類や面接の選考を経て、採用されれば、インターンシップに参加できる。
長期インターンはおおむね1カ月から1年、有給で実務経験を積む。アドバンスでは3カ月以上を基本に、半年の求人が多い。
佐保さんは約50社でインターンを経験。「就活で関東の学生と一緒になって初めて長期インターンの存在を知るのは『関西あるある』。加えて、学生は大手志向が強い。関西にもいいベンチャー企業があると知ってほしい」と思い、事業を始めた。大阪大基礎工学部4年の守高成悟さん(23)が取締役最高技術責任者(CTO)を務める。
登録企業はIT系が中心だが、工事会社などが加わり、募集職種も営業、マーケティング、エンジニアなどと幅が広がった。大学の就職活動サークルと連携して学生を集め、書類選考や就業プログラムの設計も請け負うので、「企業側の導入メリットも大きい」と佐保さんは話す。
参加企業との契約は、成果報酬型で、採用1人当たり10万円から。(広岡磨璃)
【長期インターンシップ】おおむね1カ月から1年、学生が企業などに身を置き、有給で実務経験を積む。学生にとっては、短期インターンよりも実務的な経験ができ、就職活動で「学生時代に力を入れたこと」としてアピールできる。企業側は、意欲のある学生を低コストで雇用でき、社内に若手の視点を取り入れられる。学生、企業側ともに、就職後のミスマッチ解消にもつながる。

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