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LED化された新たな照明に照らされる姫路城=25日夜、姫路市本町(撮影・辰巳直之)
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LED化された新たな照明に照らされる姫路城=25日夜、姫路市本町(撮影・辰巳直之)

 世界文化遺産・国宝姫路城(兵庫県姫路市本町)で天守群の照明設備が30年ぶりに一新され、発光ダイオード(LED)による新たなライトアップが25日、始まった。世界遺産登録30年の節目を迎えた名城が白やピンクの優しい光に照らされ、夜空に浮かび上がった。

 市は設備の更新工事のため、昨年12月から夜間のライトアップを休止していた。市によると、照明のLED化により、消費電力は約6割削減できるという。

 新たなライトアップは、雲が虹のように色づく「彩雲」をイメージ。天守群を照らす光は白漆喰が最も映える白を基調とし、毎日午後8時と同9時から15分間、季節を感じさせる柔らかな色が彩る。

 演出を手がけた世界的な照明デザイナー、石井幹子さん(84)は「白をベースに、色がゆっくり変わる初めての試み。市民や観光客の心に残る夜景となり、長く愛されてほしい」と話した。(田中宏樹)

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