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地元の人たちが集まった夜桜観賞会。しの笛奏者が美しい音色を響かせた=兵庫県川西市赤松
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地元の人たちが集まった夜桜観賞会。しの笛奏者が美しい音色を響かせた=兵庫県川西市赤松

 闇夜に照らし出された淡いピンクの花が、シャワーのように降り注ぐ。川西市赤松の高原寺でしだれ桜のエドヒガンが満開になり、樹齢300年の威容を誇っている。

 同市西部の住宅街、清和台の近くに立つ浄土真宗の寺。江戸時代に植えられたとみられるこの木は高さ10メートルを超え、枝ぶりは直径約20メートルに及ぶ。

 2018年の台風で枝が折れ、3分の1ほどが失われたが、丹念な手入れで元の姿を取り戻しつつある。

 今季は暖かかった今月22日に一気に開花が進んだ。25日にはライトアップがあり、地域住民らが夜桜をめでた。村上祐一副住職(53)は「地元で愛されてきた桜。これからも大事に守っていきたい」と話す。27日にもライトアップする。高原寺TEL072・799・0627

(吉田敦史)

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