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平田楽君(左から2人目)ら全国のこども記者が議論を深めたサミット=東京都江東区
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平田楽君(左から2人目)ら全国のこども記者が議論を深めたサミット=東京都江東区

 全国の子ども向け新聞、紙面の「こども記者」による「第6回こども新聞サミット」が28日、東京の日本科学未来館で開かれた。神戸新聞社発行の「週刊まなびー」からは、兵庫教育大付属小学校6年の平田楽君(12)=兵庫県小野市=が参加。15新聞社から集まった小学5、6年の18人が「よりよい世界をつくるためには」をテーマに話し合った。

 サミットは2017年にスタート。20年は新型コロナウイルス禍で中止、21年と22年はリモート開催だった。対面開催は4年ぶり。

 こども記者は3チームに分かれて取材成果を報告した。2チーム目に壇上に立った平田君は、地元の「播州そろばん」を取材。需要の低下や職人の高齢化など課題を指摘する一方、海外でそろばんが注目を集める現状を発表した。「工賃が安いと職人になろうと思う人もいない」と、産業を守るための対策も提案した。

 他のチームからは「平和のために何が必要か考えよう」「理想はみんなが信じ合い、認め合える学校」などの意見が出た。最後に「主役は子供! 知って助けて伝え合い、身近なピンチをチャンスに変えてつながる世界を広げよう!」とする提言をまとめた。

 詳細は4月9日の週刊まなびーで掲載予定。(末永陽子)

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