＜彩前線＞艶やか、月明かりに輝く桜堤 丹波・加古川沿い

2023/4/3 19:30神戸新聞NEXT

月明かりに照らされた加古川沿いの桜並木＝丹波市氷上町桟敷（６秒露光）

月明かりに照らされた加古川沿いの桜並木＝丹波市氷上町桟敷（２０秒露光）

月明かりに照らされた加古川沿いの桜並木＝丹波市氷上町桟敷（４秒露光

月明かりに照らされた加古川沿いの桜並木＝丹波市氷上町桟敷（１０秒露光）

　春の息吹が、今年も川沿いの「回廊」を淡い紅色に染め上げた。兵庫県丹波市氷上町を流れる加古川沿いで、約５キロにわたって続く桜並木が満開の時を迎えている。

　兵庫県が１９９１年度から１０年がかりで、瀬戸内海から日本海側まで南北約１７０キロの川沿いに約５万本の桜を植えた「ふるさと桜づつみ回廊」。同市氷上町では約千本が並ぶ。

　昼は陽光を浴びて華やかに輝く。町明かりの少ない夜になると一転、柔らかな月明かりに照らされ、夜空を背に艶やかに浮かび上がる。

　歩行者の安全のため、丹波市観光協会は「車やバイクでの通り抜けは控えて」と呼びかけている。開花状況などは同協会氷上ＰＡ観光案内所ＴＥＬ０７９５・８２・９１２３

（秋山亮太）

彩前線丹波