明石海峡大橋は5日、開通から25年を迎える。現在は、主に大橋と高速船二つの交通経路が神戸や明石と淡路島とをつなぐ。いずれも通行料金の変遷や航路の再編を経て、交通量や利用者数は近年、新型コロナウイルス禍での行動規制時期を除き、一定水準を維持。観光、通勤・通学、物流など、人と車の多様な移動目的にそれぞれ利点を生かして応じ、陸路と航路は共存の道を歩んでいる。(中村有沙)
明石海峡大橋は総工費約5千億円(当時)をかけて1998年4月5日に開通。全長約3・9キロ、2本の主塔間の距離は1991メートルで、昨年3月にトルコで開通した橋に抜かれるまでは世界最長のつり橋だった。
本州四国連絡高速道路会社(神戸市中央区)によると、大橋が開通した後の交通量は、2008年度まで1日平均2万2千~2万5千台で推移。「休日上限千円」の開始後の09年度は急増し、3万台を上回った。12年度以降は前年対比で増え続け、19年度は初めて3万8千台を超えた。
20年度はコロナ禍で9年ぶりに減少したが、それでも3万台をキープする。同社は「コロナ禍でも、大型車両による物流に影響はなかった。観光需要は関西の日帰り圏内として高まったため、大幅に減らなかったのではないか」とする。
一方、航路は兵庫県明石市と同県淡路市岩屋を往復する高速船淡路ジェノバラインが、平日の通勤・通学利用者、休日の観光客の利用で存在感を発揮してきた。
運航を休止した「明淡高速船」を07年から引き継ぐ。架橋後に複数あった航路が廃止となる中、常時運航する航路として唯一残った。
07年の乗船人数は年間約60万人。同様に明石-岩屋を結んだ「たこフェリー」が営業を休止した翌年の11年は約80万人に急増したが、その後は減少に転じた。
転機は15年。大橋を通れない125cc以下のバイクが乗船できる船「まりん・あわじ」が就航すると、翌16年の乗船人数は約81万人と過去最高を記録した。新型コロナの影響が始まった20年は初めて60万人を割り込んだが、徐々に回復し、22年は19年の8割程度まで戻った。
今年はコロナの感染症法上の位置づけが5類に引き下げられるため、さらに需要が戻ると期待される。島内で飲食施設などを展開する企業の担当者は「大型連休などは橋が渋滞する。避けようと船で来る人もいる」とみる。
25年には大阪・関西万博を控える。淡路ジェノバライン(淡路市岩屋)の清水紀晶副社長(57)は「再び乗船人数80万人を超えるのが目標だ。多くの人の生活航路として、橋が通行止めでも運航できる場合もある。燃料高騰などで経営は厳しいが、島への交通を安全に補いたい」と話す。
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