野球のワールド・ベースボール・クラシック（ＷＢＣ）で優勝した日本代表「侍ジャパン」に贈られた優勝トロフィーが１８～２０日、兵庫県西宮市の甲子園歴史館で展示される。７～９日の横浜スタジアムを皮切りに、プロ野球１２球団の本拠地で３日ずつ公開している。

　トロフィーは高さ６１センチ、重さ１２・７キロで、米宝飾品大手のティファニーが手がけた。米国を下した決勝後の表彰式で、最優秀選手（ＭＶＰ）に輝いた大谷翔平選手が授与され、重そうに抱えて栗山英樹監督やチームメートが待つステージに運んで話題になった。

　７日～５月１１日（月曜休館）には、ＷＢＣに出場した阪神の中野拓夢、湯浅京己両選手の優勝メダルと大会で使った野球用具も展示している。同館の担当者は「間近で見ることのできない貴重な品。多くの人に見に来てもらえれば」と話している。

　午前１０時～午後６時（４月８、９日は午前９時から）。入館料が必要。同館ＴＥＬ０７９８・４９・４５０９

（大島光貴）