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創業当時と変わらない製法で糀やみそづくりを続ける井戸糀店=たつの市龍野町下川原
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創業当時と変わらない製法で糀やみそづくりを続ける井戸糀店=たつの市龍野町下川原
土壌と日本酒の味の関係について語る本田商店の本田龍祐社長=姫路市網干区、龍力テロワール館
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土壌と日本酒の味の関係について語る本田商店の本田龍祐社長=姫路市網干区、龍力テロワール館

 多彩な兵庫の風土と食文化を体感する「ひょうごテロワール旅」のバスツアーが26、28日に催される。発酵をテーマに、糀(こうじ)食品の老舗井戸糀店(たつの市)でみそづくりを体験。酒米・山田錦の栽培土壌を展示する本田商店(姫路市)の「龍力テロワール館」で、試飲しながら土と日本酒の関係を学ぶ。(辻本一好)

 神戸新聞朝刊の月末日曜連載「風と水と土と ひょうごテロワール」などをもとに企画するツアー。

 大正15年創業の井戸糀店は、昔と変わらない製法でつくる糀のほか、自家製のみそ、ゆずみそ、甘酒などを製造販売している。銘柄「龍力」で知られる本田商店は、歴史的に高い評価を受ける山田錦特Aa地区の「社」(加東市)、「東条」(同)、吉川(三木市)の3産地で収穫した米で日本酒を製造、販売している。

 ツアーはJR神戸駅を午前7時半に出発。姫路駅を経由して井戸糀店へ。店主らの手ほどきを受けながら大豆から2キロのみそを自分で作り、持ち帰る。

 「姿は山城(京都)、味は太市」と称されるタケノコ産地、姫路・太市に移動し、美しい竹林とタケノコ掘りを見学した後、「筍(たけのこ)御膳」の昼食を味わう。

 本田商店では、山田錦特Aa各地区の土壌の組成や性質についての解説を聞きながら、日本酒の味わいの違いを楽しむ。

 旅行代金1万3800円。神戸新聞旅行社TEL078・362・7174

姫路西播東播三木
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