• 印刷
災害時の連携に向け、協定書を交わしたコスモライフの荒川眞吾社長(左)と斎藤元彦知事=兵庫県庁
拡大
災害時の連携に向け、協定書を交わしたコスモライフの荒川眞吾社長(左)と斎藤元彦知事=兵庫県庁

 災害時に避難所での飲料水を確保しようと、兵庫県は、飲料水の製造・宅配事業などを手がける「コスモライフ」(同県加古川市)と連携協定を結んだ。県が取りまとめた被災市町の支援要請に基づき、コ社が各避難所にウオーターサーバーとボトルを無償で届ける。

 コ社には阪神・淡路大震災を知る社員も多く、2016年の熊本地震以降、被災地支援に取り組む。ただ、飲料水の提供を申し入れても「受け入れ態勢が整っていない」として断られたケースもあり、スムーズな支援には事前の協定が必要と判断した。

 協定の締結は兵庫県が初めてで、斎藤元彦知事は「災害時には行政だけで手が回らないこともあり、無償提供の枠組みはありがたい」。コ社の荒川眞吾社長は、災害訓練への参加にも意欲を示し「万が一に備え、県としっかり準備を整えたい」と話した。(田中陽一)

東播防災震災28年
もっと見る
 

天気(9月6日)

  • 33℃
  • ---℃
  • 10%

  • 35℃
  • ---℃
  • 10%

  • 35℃
  • ---℃
  • 10%

  • 36℃
  • ---℃
  • 10%

お知らせ