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書店に平積みされる絵本「かなしきデブ猫ちゃん マルのはじまりの鐘」=神戸市中央区三宮町1、ジュンク堂書店三宮店(撮影・小林良多
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書店に平積みされる絵本「かなしきデブ猫ちゃん マルのはじまりの鐘」=神戸市中央区三宮町1、ジュンク堂書店三宮店(撮影・小林良多
「かなしきデブ猫ちゃん兵庫編」の発売に合わせて書店に設けられた特設コーナー=神戸市中央区三宮町1、ジュンク堂書店三宮店(撮影・小林良多)
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「かなしきデブ猫ちゃん兵庫編」の発売に合わせて書店に設けられた特設コーナー=神戸市中央区三宮町1、ジュンク堂書店三宮店(撮影・小林良多)

 神戸新聞で昨年4月から12月にかけて連載した創作童話「かなしきデブ猫ちゃん マルのはじまりの鐘」(京阪神エルマガジン社)の絵本が14日、発売された。神戸新聞オンラインストア「LIVE STORE 得ダネ」や神戸新聞販売店、主要書店で取り扱っている。

 3歳のオス猫マルが神戸に住む少女との約束を果たすため、兵庫五国(阪神・播磨・但馬・丹波・淡路)を冒険する物語で、マルの成長と兵庫の魅力を優しいタッチで描く。

 原作者の早見和真さんは「イノセント・デイズ」で日本推理作家協会賞に、「ザ・ロイヤルファミリー」で山本周五郎賞に選ばれた小説家で、文章を担当した。「どろぼうねこのおやぶんさん」などの作品がある絵本作家かのうかりんさんがイラストを手がけた。

 2人は「本を読むことで他者について想像する力が培われる。物語の楽しさを知るきっかけの本になれば」と話している。

 A4判80ページ。1980円。15日から大阪府や兵庫県内の書店で出版記念イベントが開かれる。また続編の「マルの真夏のプレゼント」が29日から、神戸新聞で毎週土曜に掲載される。(前川茂之)

文化かなしきデブ猫ちゃん特集
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