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 統一地方選後半の市長、市議選が16日、告示される。兵庫県内では姫路、明石、芦屋の3市長選と9市議選がある。市長選のうち、姫路は再選を目指す現職と新人の一騎打ちとなり、芦屋も同じく2期目を狙う現職に3新人が挑む公算。現職が暴言問題の責任を取って引退する明石は、新人3人の立候補が見込まれる。18日に告示される福崎町長選と2町議選を含め、いずれも23日に投開票される。

 姫路市長選は現職が自民、公明の両党、新人が日本維新の会の推薦を受け、政党対決の色合いを帯びる。自公はそれぞれの組織を引き締め、統一選前半で躍進した維新は余勢を駆って奪取を狙う。市が進める市立3高校の統合再編計画や子育て支援策でも互いに対決姿勢を強めており、市政の継続か転換かが問われる。

 明石市長選も激戦が見込まれる。市議への暴言で政治家引退を表明した泉房穂市長は、後継とする女性市議を支援。議会で対立してきた自民と公明は男性市議を推薦する。元加西市長の男性も絡んで三つどもえの戦いが予想され、市政運営の路線や手法を巡って論戦が活発化しそうだ。

 芦屋市長選には現職のほか、元市議、NPO法人理事長、県議の3新人が立候補を予定する。4年間の実績を強調する現職に対し、新人はそれぞれの経験を生かして違いを打ち出す。若者世代の流出や、出生数の減少で急速に進む少子化への対応が争点に浮上している。

 一方、9市議選の定数は計237で、331人が争う見通し。福崎町長選は再選を目指す現職以外に立候補の動きがなく、無投票となる公算が大きくなっている。2町議選の定数は計29で、33人が立候補するとみられる。(田中陽一)

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