統一地方選後半の兵庫県福崎町長選と播磨、太子町議選が１８日、告示された。福崎町長選は無所属の現職尾﨑吉晴氏（６７）＝自民、公明推薦＝以外に立候補の届け出がなく、無投票で２期目の当選が決まった。

　尾﨑氏は、２回連続での無投票当選となる。副町長だった２０１９年、任期中に急逝した橋本省三前町長の遺志を継ぐため立候補し、初当選。「妖怪の町」をＰＲした観光振興や、ＪＲ福崎駅から観光拠点の辻川山公園（同町西田原）へのアクセス向上を図る道路整備などを進めてきた。

　当選を決めた尾﨑氏は「選挙という選択肢がなかったことは残念だが、責任の重さを感じ、これまで以上に住みよいまちをつくりたい」と語った。

　また、播磨町議選（定数１４）に１７人（現職１１人、元職１人、新人５人）、太子町議選（定数１５）には１６人（現職１１人、元職１人、新人４人）が立候補した。２町議選の投開票日はいずれも２３日。（喜田美咲、宮崎真彦、直江　純）

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