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旧ホテルシェレナ西館跡地。地上階が解体され、クリーム色の松尾ビルの外観が見えるように。手前の5階建てビルと、覆いを掛けられた立体駐車場も解体される=6日午後、神戸市中央区元町通6(撮影・三津山朋彦)
旧ホテルシェレナ西館跡地。地上階が解体され、クリーム色の松尾ビルの外観が見えるように。手前の5階建てビルと、覆いを掛けられた立体駐車場も解体される=6日午後、神戸市中央区元町通6(撮影・三津山朋彦)

 旧ホテルシェレナ西館の解体により、これまで隠れていた国登録有形文化財の「松尾ビル(旧小橋屋呉服店神戸支店)」が姿を現している。同ビルは再来年で築100年。神戸元町商店街では現存最古級のビルといい、建築関係者は「この機会に存在を知ってほしい」とアピールしている。

 同ビルに事務所を構える県ヘリテージマネージャーの竹内明子さんによると、1925(大正14)年完成の鉄筋コンクリート造り5階建てで、大阪・中之島にあった名建築「朝日会館」(26~65年)で知られる竹中工務店の松下甚三郎が設計した。

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