5月に入り、全国で大きな地震が相次いでいる。石川県で5日に震度6強を観測したのを皮切りに、千葉県で震度5強(11日)、鹿児島県で震度5弱(13日)の地震が発生。震度3以上の揺れも急激に増えた。日本列島が地震活動期に入っているとの指摘を改めて印象付けたが、今のところ各地震に連動性はないとみられ、次はいつどこで起きるのか予見は難しい。専門家は「この機会に備えのチェックを」と呼びかける。
石川の地震は大型連休中に起き、震度6強に見舞われた珠洲市で男性1人が死亡した。千葉の地震でも、けが人が出ている。
震度4以上の地震は、5月だけで既に11回も発生(16日時点)と、2回だった4月の5倍に。震度3以上で見ても、4月の14回から今月は29回に急増。兵庫県内では3月、4月と2カ月連続で震度1以上の地震がゼロだったのが、5月は4回観測した。
ただ、神戸大都市安全研究センターの吉岡祥一教授(地震学)は、石川、千葉、鹿児島の地震は「距離が離れていることもあり、相互に関連性はない」と指摘する。石川のケースは2020年ごろから活発化する群発地震の一つとみられ、地震の背景はそれぞれ異なるという。
気がかりなのは、今後30年以内に70~80%の確率で起こるとされる南海トラフ巨大地震への影響だ。海溝型の巨大地震の前には過去、内陸地震が活発化した例がある。昭和の東南海地震(1944年)、南海地震(46年)の前には、千人以上が犠牲になった鳥取地震(43年)が発生。27年には北丹後地震が起き、約3千人が亡くなっている。
吉岡教授は「日本列島は95年の阪神・淡路大震災をきっかけに、地震の活動期に入ったとの見方がある。ただ、短期的には予知できない。地震が続く今こそ、寝室の家具の位置を見直すなど、備えを行動に移してほしい」と呼びかける。
強い揺れが予想される地域などに発表される緊急地震速報への対応も確認しておきたい。屋内では頭を守り、丈夫な机の下に隠れる▽無理に火を消そうとしない▽屋外ではブロック塀の倒壊や看板落下に注意する-などで、気象庁がホームページで紹介している。(上田勇紀)
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