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 大阪府と兵庫県内のタクシー料金が31日から値上げされる。県内は神戸、阪神間などで初乗り運賃が約14%、播磨などは6%の値上げとなる。加算運賃もそれぞれ値上げされる。

 タクシーの料金は全国101の地区ごとに決められている。改定を要請した事業者が保有する車両台数の合計が地区全体の70%に達した場合、申請に基づき国土交通省の運輸局が審査する。

 近畿運輸局が公示した初乗りの新料金は、「神戸・阪神間」(神戸、阪神間と明石市東部)が「1・4キロ700円」(現行1・5キロ660円)、「姫路・東西播」(明石市西部と三田市、播磨地域)が「1・3キロ700円」(現行1・3キロ660円)。加算運賃は、神戸・阪神間で「254メートル100円」(同230メートル80円)、姫路・東西播で「250メートル100円」(同240メートル80円)となる。

 同局によると、値上げは運転手の労働条件の改善やサービスの質の維持などが目的という。淡路、但馬、丹波地域の料金は据え置かれる。

 大阪地区は初乗りが「1・3キロ600円」、加算が「260メートル100円」といずれも15%程度の値上げ。また、5千円を超えた分を半額値引く「55割」と呼ばれる遠距離割引も、大半の事業者が同時に取りやめる見込み。(谷川直生)

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