神戸新聞社は７月１日から、朝夕刊セットの本紙月ぎめ購読料（消費税込み）を、現在の４４００円から４９００円に、朝刊のみの統合版地域は、現在の３４００円から３９００円に、それぞれ改定させていただきます。１部売り定価は、朝刊を現在の１５０円から１６０円に、夕刊を現在の５０円から６０円にいたします。

　コロナ禍とウクライナ危機に端を発した不安定な国際経済を背景に、新聞用紙をはじめとした原材料費の高騰が続き、各種の経費削減に取り組んでまいりましたが、安定した新聞発行を続けるために読者の皆さまにご負担をお願いせざるを得なくなりました。誠に心苦しい限りですが、ご理解をお願い申し上げます。

　３年以上にわたるコロナ禍では地元ニュースへの関心がこれまで以上に高まり、地域メディアとしての役割をあらためて感じております。このたびの改定を機に、より充実した紙面をお届けしてまいります。

　毎週月曜、特設ページ「マンデー経済」を始めます。県内企業の戦略やトップのインタビューなど深掘り記事をそろえます。また、１２ある地域版も新たな連載・特集に取り組みます。

　宝塚歌劇ファンにお楽しみいただいている「タカラヅカすみれ新聞」は月２回に拡充します。

　さらに７月１日から、電子版「神戸新聞ＮＥＸＴ」を一新し、新聞ご購読の皆さまには電子版すべてを追加料金なしで、スマートフォンやパソコンでお読みいただけるように、サービスを強化いたします。

　県内４９市区町ごとのページ「Ｍｙニュース」を設け、新聞には載っていない細かな事件事故情報や出来事などを展開し、最大３市区町まで便利に登録いただけます。

　紙とデジタルそれぞれの特色を生かし、皆さまの暮らしに役立つよう努めてまいります。引き続きのご愛読を、どうぞよろしくお願い申し上げます。

神戸新聞社