神戸ビーフなどを扱う食肉処理施設「和牛マスター食肉センター」(兵庫県姫路市東郷町)で、2022年度に処理された牛肉の輸出量が867トンに上り、3年前の約4倍に達したことが分かった。国は和牛の輸出拡大に向け、同センターを中心とする地域を「輸出産地」に選定しており、国内の全輸出量の1割超に上った。
同センターは17年4月、兵庫県内の食肉加工卸などによる合同会社「和牛マスター」が開設した。県内で唯一、衛生基準などが厳しい米国と欧州連合(EU)向けに処理ができる。
厚生労働省によると、米国とEUのいずれにも対応できる施設は全国に11カ所で、近畿では同センターと京都市中央卸売市場第二市場の2カ所という。
22年度の国内全体の牛肉輸出量は19年比1・8倍の7780トンで、同センターの処理分は11%を占めた。
同センターは神戸ビーフのほか、鹿児島牛や近江牛など全国のブランド牛を処理している。神戸ビーフでみると、22年度は全体輸出量78トンの約8割に当たる65トンを処理した。
同センターからの輸出量は、19年度220トン、20年度559トン、21年度733トンと右肩上がりに伸びている。22年度は計13の国・地域に輸出し、香港220トン、EU196トン、米国187トンの順に続いた。
輸出量の伸びに伴い、生産者から搬入される牛の頭数も増えている。食肉処理には保健所による全頭の内臓や枝肉の検査が義務付けられており、22年度の検査数は3万641頭(速報値)と、17年度の約1万7千頭からほぼ倍増した。
同センターは生産者らと共同事業体をつくり、22年度には米国やオランダで、富裕層向けに神戸ビーフの魅力を発信。人気のサーロインやロースだけでなく、モモやウデなどを使った料理を紹介してさらなる需要の掘り起こしを図る。
和牛マスターの川久通隆取締役は「和牛の肉質は海外産と全く異なる。海外でおいしさがより知られるようになっており、姫路からの輸出量をさらに増やしたい」と話している。(田中宏樹)

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