１０日にパリのローランギャロスで行われたテニスの全仏オープン車いすの部で、兵庫県明石市出身の上地結衣選手（三井住友銀行、明石商高出身）が女子シングルスで準優勝、コタツォ・モンジャニ（南アフリカ）と組んだダブルスで優勝を果たした。一夜明けた１１日、兵庫県の斎藤元彦知事がコメントを発表した。

　内容は次の通り。

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　明石市出身の上地結衣選手が、全仏オープンの車いすの部において、女子シングルスで準優勝、女子ダブルスで優勝されました。テニスの四大大会やパラリンピックなど、世界最高峰のステージで輝かしい成果を収め、日本人女子選手初の年間グランドスラム達成など、数々の記録を打ち立ててこられた上地選手。

　その姿は、私たちに挑戦し続けることのすばらしさを教えてくれます。２０２４年パリパラリンピックでの金メダル獲得をめざして、さらなる飛躍をお祈りしています。

　兵庫県には混合ダブルスで優勝された加藤未唯選手も練習拠点にしている県立三木総合防災公園ブルボンビーンズドームなど、多くのプロ・アマチュアスポーツの拠点があります。それらを最大限に活かし、スポーツによる地域活性化やパラスポーツの拡大に力を尽くしてまいります。

令和５年６月１０日　兵庫県知事　斎藤元彦