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蓮井賢一・兵庫県警生活安全部長(左)から依頼文を受け取る三菱UFJ銀行の杉本典崇さん=県警本部
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蓮井賢一・兵庫県警生活安全部長(左)から依頼文を受け取る三菱UFJ銀行の担当者=県警本部

 還付金名目でATMに誘導して現金を振り込ませる詐欺が金融機関の営業終了後に集中していることを受け、兵庫県警は20日、三菱UFJ銀行に被害防止の協力を求めた。携帯電話で通話しながらATMを操作している利用客への声かけ徹底などを確認した。

 県警によると、2022年に被害が確認された還付金詐欺で、有人店舗のATMが使われたのは236件。うち窓口を閉じた午後3~7時は125件で、半数を超えている。

 同行の有人店舗は県内16店。7月からは営業終了後も予兆電話があれば、管轄の警察署から連絡を受けた行員らがATMの巡回を増やすなどして警戒する。

 県警の蓮井賢一生活安全部長は「ATMでの声かけは最後のとりで。他の金融機関にも協力を呼びかけたい」。同行の特殊詐欺対策の担当者は「東京には携帯電話の電波を妨害するATMもある。ニーズに沿って対策を進めたい」と話した。(門田晋一)

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