全国各地で大規模災害が相次ぎ、自宅に非常持ち出し袋を準備する人が増えている。では、外出時の備えはどうか-。交流サイト(SNS)上では、減災グッズを普段使いのかばんに携帯する「防災ポーチ」が注目され、買い求めたり、自分で作ったりする動きが広がっている。(綱嶋葉名)
人と防災未来センター(神戸市中央区)は、減災グッズについて、非常持ち出し袋など被災した日に安全な場所で使う「1次の備え」、備蓄して何日間かの自給自足に利用する「2次の備え」を提唱する。
防災ポーチは「0次」で、非常持ち出し品の中から持ち歩けそうな物を選んで身に着け、被災した日に安全な場所に着くまでの時間などに備える。
神戸・三宮の「神戸ロフト」は、非常食や簡易トイレなどの防災グッズコーナーにオリジナルの防災ポーチを並べている。商品名は「&Pouch(ポーチ)」(2860円)で、昨秋に発売以降、シンプルで年齢、性別に関係なく持ちやすいデザインが支持されているという。
中身は、防寒・防風アルミシート▽緊急用ホイッスル▽携帯トイレ▽防災用ウエットティッシュ▽不織布マスク-の5点。かばんの中でも邪魔にならないように必要最低限のアイテムを厳選した。
同店の夜久ひろみマネジャーは「大きな災害が起きた後は、売り場を見に来る人が多い。持ち運びやすいので、かばんに一つしのばせてもらえたら」と話す。
通販大手のフェリシモ(神戸市中央区)は、防災ポーチとしても持ち歩ける商品を展開している。
昨年6月発売の「もしもしも きほんのきセット」で、災害発生から3日間をしのぐグッズをそろえた。この中に斜めがけできるサコッシュが含まれ、調理不要で水分と栄養が取れるゼリー、ウエットタオル、アルコール消毒液、ホイッスル、充電器などを選んで入れるとポーチとして使える。
また、自分の生活様式や居住地などに合わせて、オリジナルのポーチを作る人も増えている。
同センターの山口章子研究員(27)によると、自分が被災して外出先で半日過ごす状況や毎日携帯することをイメージし、&ポーチなどのアイテムに加えて、生理用品、メモ帳、小型ライト、ポリ袋などを用意する人が多い。大半は100円均一ショップでそろうという。
フェリシモでは、防災グッズの販売や問い合わせが増えており、被災者の心と体をケアする防災ポーチを含めたセットの商品化も企画している。担当者は「世間の災害に備える意識は年々高まっている。発生しないに越したことはないが、誰も取り残さない商品を今後も展開したい」と力を込める。
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