ニュース

  • 18年東兵庫大会
  • 18年西兵庫大会

選手も応援団もクールダウン 高校野球の熱中症対策

2018.07.25 12:00
持参した水やスポーツドリンクを補給する応援団=明石トーカロ球場(撮影・大山伸一郎)
持参した水やスポーツドリンクを補給する応援団=明石トーカロ球場(撮影・大山伸一郎)
猛暑の中、球児や観客の熱中症防止のためミストが噴射された=明石トーカロ球場(撮影・吉田敦史)
猛暑の中、球児や観客の熱中症防止のためミストが噴射された=明石トーカロ球場(撮影・吉田敦史)

 記録的な猛暑が続く中、夏の甲子園出場を懸けた争いが佳境を迎えている第100回全国高校野球選手権記念東・西兵庫大会。全国各地で選手や観客が熱中症とみられる症状で救急搬送される事態が相次ぎ、兵庫大会を主催する兵庫県高校野球連盟も猛暑対策を迫られている。

 兵庫大会では15日、明石トーカロ球場であった東兵庫大会2回戦で、選手の一人が試合後に熱中症とみられる症状で病院に搬送された。試合中に脚がつって治療で中断する試合も続出している。

 これに対し、県高野連は21日から、従来の五回終了後のグラウンド整備時だけでなく、三、七回終了後にも給水タイムを導入した。高砂球場では今大会からミストシャワーでベンチに涼を送り、スタンドでは園芸用の噴霧器を購入し、応援に熱が入る控え部員に吹きかける対策も見られる。

 ほっともっとフィールド神戸(神戸市須磨区)では24日から、試合後に冷房の効いた部屋で選手を休息させる「クールダウンルーム」を急きょ設けた。試合中は問題なくても、緊張の糸が切れた試合後にふらつきを訴え、救急搬送されたケースがあったためだ。ストレッチしながら15分ほど、同ルームで過ごした選手は「体も気持ちも切り替えられた」と歓迎した。

 兵庫大会では、他の地方大会で行われている日程繰り下げや試合開始時間の変更を行う予定はない。準決勝、決勝の会場は、プロ野球でも使用されるほっともっとフィールド神戸で、県高野連は「スタンドには屋根があり、熱中症の不安を感じたら、日陰から観戦してもらいたい」としている。(山本哲志)

ニュース一覧

もっと見る

写真集

もっと見る