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明石商エース中森、要所で痛恨 秋季近畿高校野球

2019.10.27 19:10
大阪桐蔭-明石商 4回裏大阪桐蔭1死一、二塁、連打を許し、捕手の名村(右)と話す明石商のエース中森(撮影・斎藤雅志)
大阪桐蔭-明石商 4回裏大阪桐蔭1死一、二塁、連打を許し、捕手の名村(右)と話す明石商のエース中森(撮影・斎藤雅志)

■秋季近畿高校野球 明石商3-4大阪桐蔭(大阪)

 一発の被弾と暴投。明石商はエース中森が大阪桐蔭相手に6安打、8奪三振で完投したが、要所の投球が勝敗を分けた。「負けたら何も言えない。悔しいね」。強豪との大一番に向け、付きっきりで指導してきた狭間監督は肩を落とした。

 予兆はあった。三回2死走者なしから、1番打者に死球。ヒットでつながれ、強打の3番西野に投じた外角直球は高めに浮き、右翼席に運ばれた。春夏の甲子園大会でも四死球から失点して敗退。右腕は「同じ展開。意識を変えないと」と悔いた。

 県大会中盤から調子を落としていた中森にとって、真価が問われたマウンドだった。この日までの1週間、指揮官と二人三脚で調整。甲子園での投球映像を何度も確認し、前夜には電話でも助言を受けてフォームを再構築した。敗れはしたが「フォームはしっくりきていた」と一定の収穫があったのも確かだ。

 来春の選抜出場を引き寄せる4強入りは逃したが、可能性は残されている。「リベンジがしたい。びくともしないようなチームをつくって、死に物狂いでやっていく」。4季連続の聖地を念頭に置き、狭間監督は鍛錬の冬に目を向けた。(長江優咲)

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