ヴィッセル ニュース
サッカーJリーグ1部(J1)ヴィッセル神戸のMFアンドレス・イニエスタ選手(35)が17日、神戸市須磨区大池町5のだいち小学校を訪れた。目の前に現れた世界的スターに6年生約170人は歓声を上げ、約20分間の交流を楽しんだ。
J1神戸が公式戦1ゴールにつき、同市内の小学校4校にボールを贈る「ゴール・フォー・スマイル」の一環。昨年夏に来日したイニエスタ選手は初参加で、母国スペインでも学校訪問の経験はないという。
「こんにちは」。日本語であいさつした世界的司令塔はまず、ボールを男子児童に贈呈。神戸のスタッフが「体育で使ってね」と呼び掛けると、子どもたちは一斉に「無理、無理、無理」と、恐縮した様子だった。
ワールドカップでの優勝経験や1日のトレーニングの内容など、子どもたちの質問に丁寧に答えていったイニエスタ選手。ハイタッチしたという男児(12)は「すごくいい匂いがした。また会いたい」と笑顔が絶えなかった。(有島弘記)
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