丹波

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国会議事堂(資料写真)=東京都千代田区永田町1
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国会議事堂(資料写真)=東京都千代田区永田町1

 衆院選(19日公示、31日投開票)が目前に迫り、兵庫県丹波地域でも立候補予定者や陣営の動きが熱を帯びてきた。7月の県知事選で支援候補を巡り県連が分裂した自民党の陣営は「知事選と衆院選は全く別。自民で一枚岩だ」と融和に心を砕く。立憲民主党、日本維新の会の陣営は虎視眈々(こしたんたん)と支持拡大を図る。(衆院選取材班)

 兵庫5区(豊岡、三田、丹波篠山、養父、丹波、朝来市、川西市北部、猪名川、香美、新温泉町)では16日現在、自民前職の谷公一氏(69)、立民元職の梶原康弘氏(65)、維新新人の遠藤良太氏(36)が立候補の意向を明らかにしている。

 3氏の争いが有力視される中、自民陣営では7月の県知事選で生じた亀裂を懸念する向きもある。丹波地域では、丹波篠山市選出の小西隆紀県議らが元副知事の金沢和夫氏を支援する一方、丹波市選出の石川憲幸県議が元大阪府財政課長の斎藤元彦氏の擁立を主導した。開票の結果、丹波市では斎藤氏の得票率が51%に上った一方、丹波篠山市では金沢氏が44%で斎藤氏を上回り、両市で逆転が生じた。

 衆院選への対応について、小西県議は「今回は政権選択の選挙。自民しかない」と、野党との対決だと強調する。ただ、丹波篠山市議の1人は「金沢さんの応援にはかなり力を入れた。心理的なしこりはある」と本音を語る。別の市議も「衆院選の選対会議で、『市民の中には(知事選の)わだかまりを持っている人もいる』という声があった」と明かす。

 こうした意見に配慮してか、谷氏の陣営は選対会議を「丹波篠山市から南のグループ」と「丹波市から北のグループ」に分けた。

 石川県議は「金沢さんを支援した人の中には、もやもやしている人もいると思う」としつつ、「敵はあくまで立民と維新。そこは大人の対応で、『手を結んでいこう』となるだろう」とする。

 立民の陣営関係者は「しこりはあるだろうが、結局、同じ自民としてまとまるのでは」と警戒を緩めない。維新の関係者は「われわれの狙いは、谷氏対梶原氏の構図に『もうええわ』となっている有権者を取り込むこと。自民にしこりがあろうがなかろうが、関係ない」と言い切った。

【県知事選を巡る自民分裂】7月の兵庫県知事選を巡り、元副知事の金沢和夫氏を支援する県議会自民会派の方針に反発した一部の県議が会派を離脱。大阪府財政課長だった斎藤元彦氏を擁立した。自民県連の選挙対策委員会は推薦候補に金沢氏を選んだが、国会議員らの主導で方針は覆り、党本部は斎藤氏の推薦を決めた。自民会派に残った32人は党方針に反し金沢氏を支援したため、選挙後、県連は県議1人を1年間の役職停止、16人を厳重注意処分とした。県連会長だった谷公一氏は県連分裂の責任を取り、会長を辞任した。

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