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衆院選の投票日などを知らせる立て看板=18日午後、丹波市氷上町成松、丹波市役所本庁舎
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衆院選の投票日などを知らせる立て看板=18日午後、丹波市氷上町成松、丹波市役所本庁舎

 31日に投開票される衆院選。兵庫県丹波篠山、丹波両市の投票率を調べると、旧民主党が政権交代を果たした2009年をピークに下落が続く。特に低迷しているのが、若年層だ。今回の衆院選は、18歳選挙権が導入された16年の参院選以来、4度目の国政選挙。両市選管は若者の投票率アップを目指し、高校での出前授業を開くなど、地道に啓発活動を続けてきた。(真鍋 愛、川村岳也)

 前回17年の衆院選は、台風21号が投開票日に接近したこともあり、県の小選挙区投票率は48・62%と過去最低を記録した。丹波篠山市は54・74%、丹波市は55・36%と県全体を上回ったものの、右肩下がりの傾向は変わらなかった。

 全国の投票率を見ると、10代が40・49%、20代が33・85%(抽出調査)。丹波市は10代が30・85%、20~24歳が24・41%、25~29歳が31・44%にとどまり、年代別の投票率を出していない丹波篠山市選管職員も「特に若年層は伸び悩んでいるのではないか」とみている。

 両市選管は、若者に選挙への関心を持ってもらおうと、高校などで出前授業を毎年開き、担当者が選挙の意義などを説明している。丹波市では、実際の選挙で使う投票箱や記載台を使って模擬投票を体験してもらう取り組みを続けている。丹波篠山市は年4回の選挙人名簿定時登録に合わせ、新たに有権者になった18歳の市民に、投票を呼び掛けるメッセージカードを送っている。

 ただ、新型コロナウイルスの影響もあり、丹波篠山市選管の担当者は「啓発活動を制限せざるを得ないことがもどかしい」と話している。

■解散、投開票日程は戦後最短 準備間に合わず街頭啓発中止も

 新首相就任から10日後の衆院解散、解散から17日後の投開票と、いずれも戦後最短の日程となった衆院選。丹波篠山、丹波両市の選挙管理委員会は、短い啓発期間に頭を抱えている。キャンペーンなどでムードを盛り上げようと心を砕くが、丹波篠山市では準備が間に合わず、街頭啓発を見合わせた。

 衆院選“前倒し”が判明した4日以降、両市選管は投票所の会場確保や立会人募集などと並行し、啓発活動にも取りかかった。

 丹波篠山市選管は19日、市内8カ所に横断幕や懸垂幕を設置。25日の新聞朝刊に折り込みチラシを入れ、投票を呼び掛ける。だが、高校生と共同で予定していた街頭啓発は、「準備期間が足りない」として見送った。丹波市選管は24日、市内7カ所の商業施設で街頭キャンペーンを予定。FM805たんばや防災行政無線も活用し、投票日の周知を図る。

 一方、県選管が県内自治体に配布するポスターやのぼりは発送が遅れ、公示日に間に合わなかった。両市選管は届き次第、設置や掲示を始める。(真鍋 愛、川村岳也)

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