鹿肉を加工したペットフードが、兵庫県丹波篠山市内で相次いで発売されている。鹿肉や猪(しし)肉はジビエ(野生鳥獣の肉)として注目されているものの、害獣として駆除される鹿の肉は、地中へ埋めるなど廃棄されることが多い。「鹿肉はヘルシーで栄養価が高い食材。ペットフードとして、命を少しでも無駄なく使えれば」と関係者らは語る。
■栄養価高くヘルシー「命を無駄なく」
2020年末に東京から丹波篠山へ移住した森重希美さん(36)は昨年起業し、自宅に「ささやまジャーキー工房」を開いた。
扱うのは市内で捕獲された鹿の肉のジャーキーや乾燥させた鹿肉を粉砕したふりかけなどだ。犬や猫用のおやつで、地元の猟師から仕入れた冷凍肉を自らがスライスし、フードドライヤーで乾燥させ、袋に詰める。
地元の猟師から、ハンターの高齢化や食肉利用へのさまざまなハードルのため、鹿肉が利用されず、大半が捨てられている実情を聞き、自らペットフードの製造販売に乗り出した。
ネット販売のほか、各地のマルシェ、イベントで対面販売する。「いい物件が見つかれば、実店舗も開きたい」と将来を描く。
市内でカフェを営む西田博一さん(48)と農家の長井拓馬さん(32)はともに猟師としても活動。2人で「mogana(もがな)」のブランドで、自らが仕留めた野生の鹿などを素材にした「ハンティングドッグスープ」を19年に試作し、20年からネットショップなどで販売している。
狩猟で険しい山を20キロ以上走り回ることもある猟犬のことを考えたスープで、鹿肉と骨、地元産の野菜を長時間煮込む。ドッグフードにかけて使い、「うちの猟犬も大喜びする」と西田さん。
鹿肉は高タンパク、低脂肪、低カロリーで鉄分も多く含む。「食欲増進の効果があり、毛の色つやもよくなる。アレルギーの犬にもいい」と説明する。
猪肉専門店「おゝみや」(同市乾新町)は昨年、ドッグブリーダーと共に、天然の鹿肉を用いたドッグフードを共同開発した。自社工場で加工したジャーキーやスペアリブなどを販売している。
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