「神明あかふじ米第３２回兵庫県ジュニア軟式野球選手権大会」（神戸新聞社など主催）の姫路地区ブロック大会の準決勝・決勝が９日、姫路市広畑区鶴町の広畑野球場であった。決勝では飾磨野球クラブが５－０で白浜イーグルスを破り、２年連続７回目の優勝を果たした。両チームは７月２０日から神戸市のＧ７スタジアム神戸などで開幕する本大会に出場する。

　準決勝で延長戦を制した飾磨は三回表に先制。六回には藤本龍雅選手（１２）が二塁打で流れを作り、一気に突き放した。先発の有本凌駕投手（１２）は「みんなが声を掛けてくれたおかげで落ち着いて投げられた」と五回を無失点に抑えた。

　澤田大和主将（１１）は「緊張感のある試合だったけど、プレーを楽しめた。元気と仲の良さを生かして本大会でも優勝を目指したい」と笑顔で話した。（地道優樹）

　▽準決勝
福崎野球スポーツ少年団
000 102 010＝4
010 000 211＝5
白浜イーグルス
（特別延長９回）
（福）内藤－片岡（白）内田－松本▽三塁打　松山（白）

飾磨野球クラブ
100 100 03＝5
000 002 00＝2
飾磨ガッツファイターズ
（特別延長８回）
（飾磨野）澤田－多田（飾磨ガ）中山－加治▽三塁打　宮本（飾磨野）▽二塁打　福山（飾磨野）八幡（飾磨ガ）

　▽決勝
飾磨野球クラブ
001 012 1＝5
000 000 0＝0
白浜イーグルス
（飾）有本、宮本－多田（白）酒居－松山▽三塁打　有本（飾）酒居（白）▽二塁打　藤本（飾）