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神明あかふじ米大会

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得点を喜び合うウッディボーイズウエストの選手ら
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得点を喜び合うウッディボーイズウエストの選手ら
雨の中で力投したウッディボーイズイーストの前田大輔選手=いずれもアメニスキッピースタジアム
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雨の中で力投したウッディボーイズイーストの前田大輔選手=いずれもアメニスキッピースタジアム

 神明あかふじ米・第33回兵庫県ジュニア軟式野球選手権大会(県軟式野球連盟、神戸新聞社主催)の摂丹ブロック大会最終日は16日、三田市三輪のアメニスキッピースタジアムで準決勝と決勝を行った。昨年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で代替大会としたため、2年ぶりの開催となった。篠山少年野球団(丹波篠山)が12年ぶりの優勝を果たした。(小森有喜、喜田美咲、川村岳也)

 準決勝には、三田2チーム、丹波と丹波篠山の各1チームが進出。時折、強い雨が降る中、保護者らの声援を背に熱戦を展開した。

 柏原スターズ(丹波)は投手戦の末、前回覇者のウッディボーイズイースト(三田)に1-0で勝利。篠山少年野球団は、ウッディボーイズウエスト(同)を5-3で破った。

 決勝では、篠山少年野球団の打線が初回からつながり、柏原スターズに9-1のコールド勝ち。優勝、準優勝の2チームは7月17日からG7スタジアム神戸(神戸市須磨区)などで開幕する本大会に出場する。

▼ウッディボーイズイースト

雨の中 堅守、好投光る

 ○…前回の摂丹ブロック覇者ウッディボーイズイーストは、堅い守りで六回まで点を与えなかったが、最後に力尽きた。

 雨の中投げ続けた前田大輔投手(5年)は「手が滑ったが調子は良かった」。六回に雨脚が強まり、試合が中断しても、笹崎陽生捕手(同)と相手打者の注意点を冷静に話し合った。互いに無得点で迎えた七回裏。1死3塁のピンチで球がすっぽ抜け、サヨナラ負けを喫した。

 「打てるチーム」を目指し、打線は前日の試合後まで特訓を重ねてきたが、この日はバッテリーを援護できなかった。

 大平泰輝主将(6年)は「次からは相手の球に合わせて打てるようにする」とチーム強化を約束した。(喜田美咲)

▼ウッディボーイズウエスト

声掛け合い、攻守奮闘

 〇…「一致団結」を掲げて戦ってきたウッディボーイズウエスト。めげずに食らいついたが、最後は及ばず、涙をのんだ。

 初回に1点を先制され、続いて二回にも2点を取られた。それでも「ポジティブに頑張ろう」と声を掛け合い、三回に1点、五回に2点を返し、追い付いた。

 しかし直後の五回裏、再び2点を取られ、引き離された。攻守ともに奮闘したが、差を埋めることはできなかった。

 佐伯一心主将(6年)は「負けてしまったけど、力を出し切り、一つになれたので良かった」と晴れやかな表情。野島大雅捕手(5年)は「このチームならまだ行ける。チームを勝たせるプレーを磨いていきたい」と再起を誓った。(川村岳也)

 ▽準決勝

ウッディボーイズイースト(三田)

0000000│0

0000001│1

柏原スターズ(丹波)

(ウ)前田-笹崎(柏)原田-宮本

ウッディボーイズウエスト(三田)

0010200│3

120020×│5

篠山少年野球団(丹波篠山)

(ウ)藤本、田中-野島(篠)竹見、今北-波多野▽二塁打 勝村、波多野(篠)

 ▽決勝

篠山少年野球団(丹波篠山)

310023│9

100000│1

柏原スターズ(丹波)

(6回コールドゲーム)

(篠)勝村、今北-波多野(柏)方山、常石、方山、常石-宮本▽本塁打 勝村(篠)

2021/5/17
 

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