神明あかふじ米大会
「神明あかふじ米第33回兵庫県ジュニア軟式野球選手権大会東播ブロック大会」(県軟式野球連盟、神戸新聞社主催)が5日、加古川市の日岡山公園野球場と浜の宮公園グラウンドで開幕した。東播磨3市2町の8チームが、1回戦4試合と準決勝2試合で熱戦を展開。東播ナインストリーム(加古川市)と二見フレンズジュニア(明石市)が、6日に同グラウンドである決勝に進出した。両チームは、7月17日にG7スタジアム神戸(神戸市須磨区)で開幕する本大会に出場する。(斉藤正志、千葉翔大)
▼二見が粘りで接戦制す
▽1回戦
北脇野球部
1001000│2
100202×│5
二見フレンズジュニア
(北)松本、堀尾-長谷川(二)藤原、仲村-中山▽三塁打 松本(北)仲村(二)
【評】粘り強さを発揮した二見フレンズジュニアが接戦を制した。四回裏1死二、三塁から、けん制悪送球で2得点し逆転。六回裏無死三塁からは仲村選手の三塁打で追加点を挙げた。北脇野球部は四回表に松本選手の三塁打から勝ち越したが、要所でのミスが響いた。
▼伊保が隙を逃さず勝利
魚住バファローズ
0000001│1
102000×│3
伊保セブンJBC
(魚)増田、中田-大塚(伊)藤原-赤尾▽二塁打 尾崎(魚)
【評】伊保セブンJBCは初回、相手の守備の隙を突いて先制。一方、魚住バファローズは毎回走者を背負う苦しい展開だったが、投手2人が計3失点に抑えた。最終回には代打の尾崎選手が左翼手の頭上を越える適時打を放って1点を返したが、あと一歩及ばなかった。
▼野口南、投打かみ合い快勝
播磨少年クラブ
000110│2
04040×│8
野口南少年軟式野球クラブ
(播)杉ノ原、木下-木下、杉ノ原(野)前田、浅井-櫻井、前田▽本塁打 小西(播)▽三塁打 前田(野)
【評】投打がかみ合った野口南少年軟式野球クラブが快勝。二回裏無死二、三塁から暴投と3連打で4得点。四回裏には前田選手の三塁打などで築いた好機から4点を奪った。播磨少年クラブは六回表に満塁の好機をつくったが、あと一本が出なかった。
▼東播、五回コールド勝ち
稲美エンジェルス
00000│0
30202│7
東播ナインストリーム
(5回コールド)
(稲)松下-菊本(東)石岡-吉本▽三塁打 水口(東)▽二塁打 吉本2(東)
【評】東播ナインストリームが五回コールド勝ち。初回に3点を先制し、その後も長短打を絡めて計7得点。先発の石岡投手が、相手の打線を無安打に抑える快投を披露した。稲美エンジェルスは、四球や失策などで走者を得たものの、打線が続かなかった。
▼二見、2投手継投し完封
▽準決勝
二見フレンズジュニア
0020000│2
0000000│0
野口南少年軟式野球クラブ
(二)仲村、井上大誠-中山(野)櫻井-前田▽二塁打 山本、仲村(二)
【評】二見フレンズジュニアが2投手の継投で完封勝ち。先発仲村投手は制球に苦しみながら五回途中まで無失点。2番手井上大誠投手も五、六回の無死一、二塁のピンチを打たせて取った。野口南少年軟式野球クラブは櫻井投手が力投したが、打線が振るわなかった。
▼東播、打線が機能し大勝
東播ナインストリーム
22220│8
00000│0
伊保セブンJBC
(5回コールド)
(東)森満-吉本(伊)角田、赤尾-赤尾、北村▽本塁打 川上(東)▽三塁打 吉本(東)▽二塁打 川上、西本(東)石橋(伊)
【評】東播ナインストリームは打線が機能し、効率良く得点した。3番打者の川上選手は、右中間を破るランニング本塁打。その後も下位打線で好機をつくり、適時打を打つなど理想の展開に。守備でも隙を与えず、伊保セブンJBCの攻撃を無得点に抑えた。
2021/6/6