神明あかふじ米第３４回兵庫県ジュニア軟式野球選手権大会（県軟式野球連盟、神戸新聞社主催）西播Ｂ地区ブロック大会の準決勝と決勝が８日、赤穂市御崎の赤穂元禄スポーツセンターであった。坂越野球スポーツ少年団が、赤穂西・高雄野球少年団を２－１で破って２連覇を果たし、７月３０日から神戸市のＧ７スタジアム神戸などで開かれる本大会への出場権を得た。

　準決勝で塩屋を破った坂越。続く決勝では一回裏、相手の守備の乱れから着実に盗塁を重ねるなどして２点を先取した後、玉石琉斗投手（１１）を中心に堅守でリードを守った。玉石投手は試合を振り返り「ピンチもあったが、直球中心で低めに集められた」と笑顔。丸山成（なせる）主将（１１）も「本大会では昨年のベスト８を超えたい」と力を込めた。

　今年から合同チームで挑んだ赤穂西・高雄は五回表、前田悠仁選手（９）のヒットに相手のエラーが重なって１点を返したが、及ばなかった。（山本　晃）

　▽準決勝

塩屋

００１００１│２

１０１１２×│５

坂越

（塩）梅田－雄島（坂）清水－宮本▽三塁打　光元（坂）▽二塁打　中川、澤田（塩）光元、玉石（坂）

赤穂西・高雄

２００３００│５

１００１００│２

有年原

（赤）小林央、前田－池田、小林央（有）吉田－三木▽本塁打　三木（有）▽二塁打　原田（赤）山下、三木（有）

　▽決勝

赤穂西・高雄

００００１０│１

２００００×│２

坂越

（赤）原田－小林央（坂）玉石－宮本▽二塁打　原田（赤）