神明あかふじ米第３４回兵庫県ジュニア軟式野球選手権大会・但馬ブロック大会（但馬少年野球連盟、神戸新聞社など主催）の決勝が１５日、豊岡市竹野町須谷の竹野中央公園であった。広谷オリオンズが７－０で出石ガッツベースを破り、３度目の優勝を果たした。両チームは７月下旬に神戸市で開かれる本大会に出場する。

　５年ぶりに栄冠を飾った広谷。一回裏に川本顕真選手の二塁打と、谷岡芽依主将の本塁打で３点を先取。計８回の盗塁を重ねた機動力でその後も着実に加点した。出石は最後まで粘ったが、広谷の中島天翔投手を崩せなかった。

　点差を広げたものの、広谷の谷岡主将は「相手チームは手ごわかった」と振り返る。本大会出場も決まり、目指すは優勝。「監督を『（兵庫）県一の監督』にする」と意気込んだ。

　最後まで食らいついた出石はメンバー全員で声を出し合った。酒井開成主将は「元気がチームの取りえ。本大会では助け合ってベスト８に入りたい」と雪辱を誓った。（丸山桃奈）

　【準決勝】

日高少年野球団

００１１００３１│６

１０００１０３２│７

出石ガッツベース

（日）尾山、深山－深山、和多田（出）竹中－酒井淳▽本塁打　酒井開（出）▽二塁打　下垣、和多田（以上日）

広谷オリオンズ

００３０３１│７

００２００３│５

国府フューチャーズ

（広）川本、高田－谷岡（国）太田－幸岡▽本塁打　川本、土江（広）▽三塁打　谷岡（広）西尾、幸岡（以上国）▽二塁打　和藤壮、古田（以上国）

　【決勝】

出石ガッツベース

０００００│０

３１２１×│７

広谷オリオンズ

（５回コールド）

（出）酒井淳－竹中（広）中島－谷岡▽本塁打　谷岡（広）▽二塁打　川本（広）