神明あかふじ米大会
7月30日にG7スタジアム神戸(神戸市須磨区)で開幕する「神明あかふじ米第34回兵庫県ジュニア軟式野球選手権大会」(県軟式野球連盟、神戸新聞社主催)に、東播2市2町からは稲美エンジェルスが出場する。初戦に向け、選手たちの練習にも力がこもる。
同チームは創部41年目。稲美町を拠点に活動し、同町や加古川市の1~6年生計23人が所属している。本大会への出場は6年ぶり2回目で、前回は初出場ながら4強に進出した。
予選の東播ブロック大会では、1回戦、準決勝をいずれもコールド勝ち。決勝では明石市のチームに惜敗したが、本大会での雪辱を誓う。勢いがつくと簡単には止まらない打線が特徴で、中軸を担う4番打者中井蒼介選手(11)は、「本大会も打線のつながりで、みんなで点を取りたい」と意気込む。
猛打が目を引くチームだが、福條秀樹監督(49)によると、意外にも守備面を重視しているという。練習では控えメンバーに走者を務めてもらい、より実戦を想定したノックなどに多くの時間を割く。
エースで3番打者の山室瑠彩(るい)選手(12)は「投球のコントロールに自信がある。本大会の目標は優勝」と汗を拭う。大会には県内の20チームが参加し、頂点を競う。組み合わせ抽選会は、7月上旬の予定。(千葉翔大)
2022/6/24