「神明あかふじ米第３４回兵庫県ジュニア軟式野球選手権大会」（神戸新聞社など主催）の姫路地区ブロック大会の準決勝、決勝が２５日、姫路市広畑区鶴町１の広畑野球場であった。決勝では香寺クラブジュニアが４－２で飾磨・インパルスを破り、１２年ぶりの優勝を果たした。上位２チームは、７月３０日から神戸市須磨区のＧ７スタジアム神戸などで開かれる本大会に出場する。

　両チームとも譲らず同点で迎えた六回表、香寺クラブジュニアの石田凌駕（りょうが）選手が右中間へのクリーンヒットを放ち、一気に三塁へ。好機に宮崎兼信選手が値千金の適時打を放って勝ち越した。宮崎選手は「自分の力を信じていた。チームのみんなが流れをつくってくれたから、練習の成果を出せた」と会心の笑みを見せた。久後（きゅうご）新主将は「どんな状況でも野球を楽しむことができるチーム。本大会でもベストを尽くし、優勝を目指したい」と意気込んだ。（安藤真子）

　▽【準決勝】

香寺クラブジュニア

３０３３１│１０

０００００│０

広畑ジャガーズ

（５回コールド）

（香）岩木、久後、宮崎－石田（広）藤田、向江－重廣▽本塁打　岩本（香）▽三塁打　久後、宮崎２、駒田（香）▽二塁打　森本、岩木（香）

八幡クラブ

１０００００│１

０００２０×│２

飾磨・インパルス

（八）辻本、長谷川－長谷川、酒澤（飾）安井－坂本▽二塁打　河本、横山（八）竹内（飾）

　▽【決勝】

香寺クラブジュニア

０００２０２│４

１００１００│２

飾磨・インパルス

（香）岩木、久後－石田（飾）鍬田、森尾－坂本▽三塁打　石田（香）小嶋（飾）▽二塁打　岩本、宮崎（香）