神明あかふじ米大会
「神明あかふじ米第35回兵庫県ジュニア軟式野球選手権大会」(県軟式野球連盟、神戸新聞社主催)の東播ブロック大会が13日、日岡山公園野球場(加古川市加古川町大野)で開幕した。東播磨3市2町の8チームが出場。1回戦4試合があり、浜手ロイヤルズ(加古川市)、明西マリンズ(明石市)、伊保セブンJBC(高砂市)、明石ボーイズJr(明石市)が4強入りした。20日に同球場で準決勝、決勝がある。(宮崎真彦、田中朋也)
▼浜手は打線爆発、守備安定
▽1回戦
蓮池トップライナーズ
000│0
532│10
浜手ロイヤルズ
(3回コールドゲーム)
(蓮)佐伯、有園-浅原、佐伯(浜)小西-江嵜▽二塁打 江嵜、高橋佑(浜)
【評】浜手ロイヤルズが3回コールド勝ち。一回に4本の長短打を集め、5点を先制。二回にも2本の適時打などで3点を追加した。守備も安定しており、得点を許さなかった。蓮池トップライナーズは失策も絡んで失点し、打線も1安打に抑えられた。
▼明西、逆転コールド勝ち
明西マリンズ
0035│8
0100│1
阿弥陀東野球部
(4回コールドゲーム)
(明)浜崎、西尾-南(阿)岸上、本庄-河井▽三塁打 南(明)
【評】明西マリンズが四回コールド勝ち。三回に浜崎の中前適時打で追い付くと、南の左越え適時三塁打で2点を追加して逆転に成功。投げては先発浜崎が1失点にまとめた。阿弥陀東野球部は四回に守りでミスが続き、追加点を奪われたのが痛かった。
▼伊保、投打かみ合う
伊保セブンJBC
300000│3
100000│1
浜手リトルウェーブ
(伊)森本-橋本(浜)寺嶋絆、松浦、上野-宮城▽三塁打 浦島瑶(浜)▽二塁打 井村(伊)
【評】投打のかみ合った伊保セブンJBCが快勝した。一回二死2、3塁から、井村が左越え適時二塁打を放つなど、3点を先制。先発の森本は二回以降は無安打に抑え、被安打1で完投した。浜手リトルウェーブは打線が振るわず、二回以降は走者を出せなかった。
▼明石が4回に猛攻、逆転
稲美エンジェルス
00300│3
0106×│7
明石ボーイズJr
(5回時間切れ)
(稲)長尾、松山-藤岡陽(明)山口、大塚、松田-徳田、筧▽三塁打 俵原快(稲)▽二塁打 筧、橋本、高木(明)
【評】前回大会決勝と同じ顔合わせとなった一戦は、前回王者の明石ボーイズJrが制した。2点を追いかける四回、打者11人の猛攻で一挙6点を奪って逆転に成功した。稲美エンジェルスは、五回1死一、二塁の好機に後続が続かず、及ばなかった。
2023/5/14