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神明あかふじ米大会

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2度目の頂点に立った浜手ロイヤルズの選手たち=いずれも日岡山公園野球場
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2度目の頂点に立った浜手ロイヤルズの選手たち=いずれも日岡山公園野球場
懸命の声援を送る明西マリンズのベンチ
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懸命の声援を送る明西マリンズのベンチ
鋭い打球を放った伊保セブンJBC打線
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鋭い打球を放った伊保セブンJBC打線
走塁でチャンスをつくった明石ボーイズJrの選手(右)
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走塁でチャンスをつくった明石ボーイズJrの選手(右)

 「神明あかふじ米第35回兵庫県ジュニア軟式野球選手権大会東播ブロック大会」(県軟式野球連盟、神戸新聞社主催)の準決勝、決勝が20日、日岡山公園野球場(加古川市加古川町大野)であった。準決勝は、浜手ロイヤルズ(加古川市)が5-3で明西マリンズ(明石市)を、伊保セブンJBC(高砂市)は9-2で明石ボーイズJr(明石市)をそれぞれ破った。決勝は浜手ロイヤルズが10-9で伊保セブンJBCにサヨナラ勝ちし、2回目の頂点に立った。両チームは8月5日にG7スタジアム神戸(神戸市須磨区)などで開幕する本大会に出場する。(宮崎真彦)

 準決勝第1試合は、浜手ロイヤルズが初回に長打攻勢で2点を奪い、その後も着実に加点し逃げ切った。明西マリンズは六回に打線がつながり、2点差まで迫ったが及ばなかった。第2試合は、伊保セブンJBCが初回に四球と長打などで3点を先制し、計9得点で突き放した。明石ボーイズJrは投手陣が制球に苦しみ、リズムに乗り切れなかった。

 決勝は、浜手ロイヤルズが最大9点差をひっくり返す逆転劇を見せた。

 浜手は6点差で迎えた三回に打線が爆発した。先頭打者の左前打を皮切りに打者9人の猛攻で一挙5得点を奪い、1点差まで猛追。投手陣も三回以降、立て直した。

 1時間半という試合規定で最終回となった五回裏、名田弥琥斗選手らの連打で2死二、三塁に。小西琉翔選手が内角直球を振り抜き、右中間にサヨナラの2点適時打を放った。小西選手は「皆が協力してつくってくれた場面。絶対に返したい気持ちだった」と笑みを浮かべた。

 選手たちは状況に応じたバッティングの練習に力を入れてきたという。中安充朗監督は「どんな状況でもあきらめずに我慢できるチームになっている」と選手の成長ぶりに目を細めた。

 高橋佑太主将は「本大会では、投手を楽にさせてあげられるよう、打線が奮起して勝ち抜きたい」と力を込めた。

 ▽準決勝

明西マリンズ

000012│3

20102×│5

浜手ロイヤルズ

(明)西尾、浜崎-南(浜)小西、高橋佑、小西-加藤▽本塁打 江嵜、高橋佑(浜)▽三塁打 藤本(明)高橋佑(浜)▽二塁打 水田、西森(明)

伊保セブンJBC

33021│9

00200│2

明石ボーイズJr

(5回コールドゲーム)

(伊)森本-橋本(明)松田、佐藤、大塚、徳田-徳田、筧、小島▽本塁打 諌山(伊)▽三塁打 林(伊)▽二塁打 井村(伊)山口(明)

 ▽決勝

伊保セブンJBC

54000│9

03502│10

浜手ロイヤルズ

(5回時間切れ)

(伊)梶本幸、橋本、諌山-橋本、森本、橋本(浜)名田、広島、高橋佑-加藤▽二塁打 諌山(伊)広島、高橋佑(浜)

2023/5/21
 

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