神明あかふじ米大会
神明あかふじ米第35回兵庫県ジュニア軟式野球選手権大会(神戸新聞社など主催)の北淡路ブロック大会の準決勝と決勝が17日、淡路市育波の北淡西スポーツセンターであった。決勝は、志筑少年野球団が4-2で浦オリオンズを破り、3年連続の優勝を果たした。志筑少年野球団は、8月5日に神戸市須磨区のG7スタジアム神戸などで開幕する本大会に出場する。(中村有沙)
決勝に進んだ志筑少年野球団は、二回表に先制を許したものの、四回裏に四球や盗塁で満塁のチャンスをつくった後、死球による押し出しなどで逆転した。五回表には同点に追いつかれる場面もあったが、同回裏に安打や死球でつなぎ、再び満塁の好機に。6番森健斗選手(5年)がスクイズを決め、2点を追加し、勝利を手にした。
浦オリオンズは序盤、安定した守備を見せていたが、後半は四死球が続くなどし、あと一歩及ばなかった。
志筑少年野球団の中来田仁人主将(6年)は、「エラーもあったが、投手がカバーするなど、チーム全員で勝利をつかみ取れた」と振り返り、「本大会までにチームの打力を上げ、優勝を目指す。個人では昨年に敢闘賞をもらったので、今年はMVPをねらいたい」と意気込んだ。
浦オリオンズは、昨年も決勝まで進み、志筑少年野球団に破れていた。浦オリオンズの菊地咲希主将(6年)は「今年こそは優勝と思っていたので悔しい。守備やチームでの声かけが相手より甘いと感じた。次の大会までにもっとレベルアップを目指す」と話していた。
▽準決勝
岩屋フェニックス
10301│5
41010│6
浦オリオンズ
(5回時間切れ)
仮屋クラブ
10010│2
02002│4
志筑少年野球団
(5回時間切れ)
▽決勝
浦オリオンズ
010010│2
00022×│4
志筑少年野球団
2023/6/18