神明あかふじ米大会
「神明あかふじ米第35回兵庫県ジュニア軟式野球選手権大会」(県軟式野球連盟、神戸新聞社主催)の神戸地区Aブロック予選決勝が25日、須磨区の名谷公園であり、白川ホーネッツが4大会ぶりの優勝を飾った。8月5日開幕の本大会への進出も決め、準優勝の神戸福田BBCも初の出場権を得た。
全神戸軟式少年野球選抜大会の決勝も兼ねた試合は接戦となった。
白川の背番号1、扶川海空斗(みくと)投手は三回から登板。先制を許したが、気迫のこもった投球で追加点を与えなかった。「リードされても全員が声を出していたから、ランナーが出ても抑えてやろうと思えた」と扶川投手。味方が着実に加点し、逆転に成功。最後のバッターを打ち取ると、マウンドに集まったチームメートと喜びを爆発させ「本大会でも全員で全力プレーをしたい」と力を込めた。
神戸福田は三回、東元咲綾(さあや)選手の二塁打でチャンスを広げ、スクイズで先制。初優勝へ近づいたが、惜しくも及ばなかった。(段 貴則)
【決勝】
白川ホーネッツ
000111│3
001000│1
神戸福田BBC
(白)高見、扶川-金蔵(神)森下、吉岡-藤井▽二塁打 扶川、田中(白)東元(神)
2023/6/26