神明あかふじ米大会
<神明あかふじ米 第35回 兵庫県ジュニア軟式野球選手権大会>第1日 金少 光る好投、接戦制す
▽2回戦第2試合
田鶴野クレインズ(但馬)
000100│1
20001×│3
金少クラブ(阪神)
(田)三江、井内-大木本(金)木島、橋本-橋本、木島▽本塁打 橋本(金)▽三塁打 橋本(金)▽二塁打 梅内(金)
【評】金少クラブが接戦を制した。初回に橋本選手のランニングホームランで2点を先制すると、2投手が緩急をつけた投球で要所をしのいだ。
田鶴野クレインズは、最終回にも走者を出したが及ばなかった。
▼田鶴野 相手のミス突き4回に1点返す
○…田鶴野クレインズは、初回に2点の先制を許したが、粘り強い守備と主将の三江侑大投手(6年)の好投で接戦に持ち込んだ。
一回は、瀬渡遥仁選手(5年)のレフトへのヒットなどで1死一、二塁の好機を演出。「緊張したが、いい流れをつくりたかった」と振り返った。
四回は、四球で出塁した大木本賢志朗選手(6年)の盗塁と、相手のミスで1点を返して食らいつく場面も。三江主将は「声で相手を飲み込むのがチームの強み。力を出し切れた」と話した。(大高 碧)
〈きょうのヒーロー〉金少 橋本康聖君
チームの全打点を挙げる
甘く入ったボールを見逃さなかった。
「詰まったと思ったが、飛んでくれて良かった」と振り返るセンター越えの打球は、2点ランニングホームランに。初回から流れを引き寄せる先制打になった。
五回の第3打席も適時三塁打を放ち、全打点を記録。守備では四回途中からマウンドに上がり、「二刀流」の活躍で勝利に貢献した。
本来は捕手だが「打者、投手、捕手、全部で一番になりたい」と、表情を引き締めた。(谷川直生)
2023/8/6









