＜神明あかふじ米　第３５回　兵庫県ジュニア軟式野球選手権大会＞第２日　小部東　４発　強打で圧倒

　▽２回戦第１試合

氷上ドリームス（摂丹）

０００００│０

２０４３×│９

小部東アローズ（神戸）

（５回コールドゲーム）（氷）福垣、八尾龍－八尾龍、増田湧（小）惠美、絹川－絹川、渡邊▽本塁打　西本、中嶋、絹川、渡邊（小）▽三塁打　絹川（小）

【評】小部東アローズは初回の西本選手の先頭打者ランニング本塁打をはじめ、上位打線が計４本塁打を放ち長打力で圧倒した。

　氷上ドリームスは三回に八尾龍選手が安打を放ったが、相手投手陣を攻略できなかった。

▼「初舞台でのプレー誇り」　氷上・八尾主将

　○…初出場の氷上ドリームスは初回に先制点を奪われ、終わってみれば計９失点。悔しい敗戦となった。八尾龍冴主将（６年）は「この舞台に立てたことを誇りに思う」と、涙を浮かべた。

　開会式の選手宣誓で「かけがえのない仲間と最高の夏にしたい」と意気込んだ。主将として誰よりも大きな声を出すことを意識。試合ではチーム唯一の安打も放った。

　自慢の粘り強さは発揮できず、自身もリリーフでマウンドに上がったが、「ボールが高めに浮いた」と反省。「後輩たちには自分たちを超えてほしい」と託した。（小野坂海斗）