神明あかふじ米大会
<神明あかふじ米 第35回 兵庫県ジュニア軟式野球選手権大会>第2日 小野東 6回に6点 逆転
▽2回戦第2試合
小野東スポーツ少年団(北播)
000036│9
302003│8
伊保セブンJBC(東播)
(小)大西、藤田-足立(伊)諌山、森本、諌山、森本-橋本瑠▽本塁打 松尾2(小)、諌山(伊)▽三塁打 岡崎、橋本瑠(伊)▽二塁打 深川(小)
【評】小野東スポーツ少年団が劇的な逆転勝ち。五回、松尾選手の3点本塁打で反撃の口火を切り、六回は藤田選手の適時打で逆転に成功した。
伊保セブンJBCは、最終回に1点差まで迫る健闘を見せた。
▼最終回の粘りもあと一歩届かず 伊保
○…伊保セブンJBCは痛恨の逆転負けを喫した。炎天下のマウンドで計70球を投じた諌山輝投手(6年)は、「みんなの応援がマウンドまで届いていたので、最後まで諦めたくなかった」と、涙が止まらなかった。
打線は初回にクリーンアップの森本蓮斗主将(6年)、園田大和選手(5年)の適時打で先制。三回にも2点を加えたが、後半まで流れを保てなかった。
最終回も諌山選手のランニング本塁打で1点差に詰め寄ったが、あと一歩及ばなかった。森本主将は「絶対に負けたくないと思っていた大会。悔しい」と唇をかみしめた。(大高 碧)
〈きょうのヒーロー〉小野東 松尾璃久君 2打席連発 練習の成果
顔にしたたる汗が、激闘を物語っていた。
自身のランニング本塁打で反撃ののろしを上げ、最大5点差をひっくり返した六回表は、追加点のチャンスで打席に向かった。「1点差じゃ足りない。必ず打つ」。外角のボールを振り抜くと、鋭い打球がセンターの横を抜けた。2打席連続の本塁打で試合を決めた。
レッドソックスの吉田正尚選手に憧れ、好機で実力を発揮できるよう、実戦を想定した打撃練習に取り組んだ。「次も粘って、最後は勝つ」と誓った。(千葉翔大)
2023/8/7