神明あかふじ米大会
▼ウッディウエスト 追い上げ阻む毎回得点
ウッディボーイズウエストは一回の猛攻で勢いに乗り、毎回得点で準決勝進出を決めた。
一回先頭の松井悠人選手(6年)が三塁打を放ち、そのまま生還する先制パンチ。仲間も続き、一挙5点を挙げた。追い上げられてもすぐに突き放し、15得点で5回コールド勝ちした。
1番打者は初めてという松井選手は「とても緊張したけど、みんなのために攻撃の流れをつくりたいという強い思いで臨んだ。自分の役割を果たせてすごくうれしい」と声を弾ませた。
本大会に進めば、優勝した2015年以来9年ぶり。田中大晴主将(同)は「全員で点を取りにいって勝てた。次も声を出し合って一丸となり、絶対勝つ」と意気込んだ。(尾仲由莉)
▼八景エンジェルス 終盤の満塁弾でとどめ
八景エンジェルスは終盤にランニング満塁本塁打が飛び出し、食らいつく氷上ドリームスを引き離した。
点を取り合う展開の中、2点リードで迎えた四回裏だった。2四球とヒットで無死満塁とすると、3番の中津川瑛士(えいと)選手(6年)が「ピッチャーを楽にさせたかった」と右中間を深々と破った。走者を一掃し、自らもホームを踏んで味方と喜び合った。
五回にスクイズなどで2点を返されたが、反撃をしのいで昨年の摂丹ブロック優勝チームを破った。石田絃(いと)主将(同)は「みんなが一つになって勝ちにいくいい雰囲気をつくれた」と笑顔。「ピンチのときに声を出して、先頭が出たら打者がつながる」と誇った。(伊藤颯真)
2024/6/18









