神明あかふじ米大会
神明あかふじ米第36回兵庫県ジュニア軟式野球選手権大会北淡路ブロック大会(神戸新聞社など主催)の準決勝と決勝が16日、淡路市志筑新島の津名臨海運動公園であった。決勝は特別延長九回まで続いた接戦で、いざなぎ少年野球クラブが8-5で仮屋クラブを破り、5年ぶりの優勝を果たした。いざなぎ少年野球クラブは、8月3日に神戸市須磨区のG7スタジアム神戸などで開幕する本大会に出場する。
決勝に進んだいざなぎ少年野球クラブは、一回裏に先制を許したものの、二回表ですぐに追いついた。その後は、取っては取られる展開が続き、特別延長までもつれこんだ。
無死一、二塁から始まる特別延長の九回表。いざなぎ少年野球クラブの明石朔選手(4年)が内野安打で出塁し、一死満塁の好機を迎えた。「ランナーを絶対に返す」と気合十分で打席に立った平松圭人選手(6年)が、決勝打となる3点適時三塁打を放ち、激闘を制した。
仮屋クラブは特別延長で七、八回には追いつく粘りを見せたが、あと一本が出なかった。
いざなぎ少年野球クラブの岡勇辰主将(6年)は「みんなで声を出し合い、チーム一体となったから勝てた。本大会ではチームバッティングに力を入れて、優勝を目指したい」と意気込みを語った。
仮屋クラブの田村蓮絆主将(6年)は「勝てそうで勝てない試合だった。もっと守備がうまくできれば、勝てたと思う。エラーをなくせるようにしたい」と話していた。(中村有沙)
▽準決勝
岩屋フェニックス
011000│2
00201×│3
仮屋クラブ
いざなぎ少年野球クラブ
140101│7
002400│6
志筑少年野球団
▽決勝
いざなぎ少年野球クラブ
010101113│8
100020110│5
仮屋クラブ
(特別延長9回)
2024/6/18