「神明あかふじ米第３６回兵庫県ジュニア軟式野球選手権大会」（神戸新聞社など主催）の姫路地区ブロック大会の準決勝、決勝が２２日、姫路市白浜町甲の白浜新開野球場で開かれた。決勝は広峰ジャガーズが１１－１で香寺クラブジュニアを破り、１５年ぶり３度目の優勝を飾った。両チームは、８月３日に神戸市須磨区のＧ７スタジアム神戸で開幕する本大会に出場する。

　広峰は一回裏、積極的な走塁で相手の守備をかき乱して２点を先制。四回裏には、久谷理翔（りと）選手（１１）の２点適時打など打者一巡の猛攻で９点を加え、コールド勝ちを決めた。香寺は二回表に１点を返したが、その後は広峰の堅実な守備に阻まれ無得点に終わった。

　四回裏に適時打を放ちチームに勢いをもたらした広峰の主将、前田朱華（しゅか）選手（１１）は「調子は悪かったが、コーチの指導を思い出して打席に入ったらヒットを打てた。本大会ではチームワークを大切にして勝ち進みたい」と意気込んだ。

（村上晃宏）

　成績は次の通り。

　▽【準決勝】

飾磨・インパルス

０００２０│２

４３１２×│１０

広峰ジャガーズ

（５回コールド）

（飾）飯塚、藤原－鎌田（広）山下、中川－奥田▽本塁打　小林（広）▽三塁打　奥田（広）

香寺クラブジュニア

０００５０│５

１０００２│３

高浜ホークス

（５回時間切れ）

（香）吉田、小嶋－坪田（高）石野、中嶋、森－松岡▽本塁打　岡本（香）▽二塁打　田中（香）

　▽【決勝】

香寺クラブジュニア

０１００│１

２００９│１１

広峰ジャガーズ

（４回コールド）

（香）小嶋、木下稜、岡本－坪田（広）内宮－奥田▽三塁打　前田（広）