神明あかふじ米大会
<神明あかふじ米 第36回 兵庫県ジュニア軟式野球選手権大会>第1日 西脇 ミス突き着実加点
▽1回戦第1試合
西脇野球スポーツ少年団(北播)
04132│10
01213│7
北ナニワハヤテタイガース(阪神)
(5回時間切れ)
(西)宮田、服部新-児玉(北)山口、二木、北嶋-矢之文▽本塁打 竹谷(西)▽三塁打 中川(北)▽二塁打 平島稜(北)
【評】西脇野球スポーツ少年団が乱打戦を制した。二回に竹谷選手のランニング本塁打などで4点を先制。走塁や犠打も織り交ぜて相手の守備の乱れを誘い、着実に得点を重ねた。
北ナニワハヤテタイガースも追い上げたが序盤の失点が響いた。
▼北ナニワ 最終回に3点 反撃あと一歩
○…北ナニワハヤテタイガースは、最終回に3点を挙げて反撃した。2点適時打を放った中川翔斗選手(6年)は、「ここで終わらせたくなかった」と意地の一打。二回にしぶとい内野ゴロで1点をもぎ取った塩谷奏和選手(6年)は「投手を楽にさせたかった」。
投手陣は3人の継投で防戦したが、流れを呼び込めなかった。先発の山口琉翔選手(6年)は二回、本塁打などで4失点を喫し、「丁寧になりすぎて思い切り投げきれなかった」と唇をかんだ。
今月は全国大会も控える。北嶋隼士主将(6年)は「悔しさをばねにもっと練習します」と切り替えた。(門田晋一)
〈きょうのヒーロー〉西脇野球スポーツ少年団 竹谷翼選手
勝利呼んだ大会1号
二回1死で迎えた第1打席、右中間へ放った大飛球は大会第1号ホームランとなり、試合の流れを引き寄せた。
持ち味の長打力を磨こうと練習を重ね、試合前には仲間に「ホームランを打つ」と宣言。「良い投手だから」と長打にこだわらず出塁を目指したが、甘く入った内角の直球を見逃さず振り抜いた。打った瞬間に「四ついける」と判断し、ダイヤモンドを駆けた。
この一打でチームは勢いづき、大量10得点で初戦を突破。「優勝まで勝ち進みたい」と爽やかに話した。(竜門和諒)
2024/8/4