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神明あかふじ米大会

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4回、津田凜人選手のタイムリーで生還し笑顔のいざなぎ・岡勇辰選手(左)
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4回、津田凜人選手のタイムリーで生還し笑顔のいざなぎ・岡勇辰選手(左)
2回裏1死三塁、右中間を破る適時三塁打を放つ花谷の富加見元也選手(撮影・鈴木雅之)
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2回裏1死三塁、右中間を破る適時三塁打を放つ花谷の富加見元也選手(撮影・鈴木雅之)

<神明あかふじ米 第36回 兵庫県ジュニア軟式野球選手権大会>第1日 花谷 序盤2点守り抜く

 ▽2回戦第2試合

いざなぎ少年野球クラブ(淡路)

000100│1

11000×│2

花谷少年野球部(神戸)

(い)岡勇、明石紘-平松圭(花)富加見、仁田-丘田▽三塁打 富加見(花)▽二塁打 津田凛(い)

 【評】息詰まる投手戦を花谷少年野球部が制した。初回、永井選手の右前打を足場に機動力を絡めて1点を先制。二回は富加見選手の三塁打で追加点を奪い、粘る相手を振り切った。

 いざなぎ少年野球クラブは、好守に阻まれあと1本が出なかった。

〈きょうのヒーロー〉花谷少年野球部 富加見元也選手

決勝打、先発でも好投

 2回裏1死三塁の好機に打席へ。「来た球を振り切るだけ」と、あごをグッと引いた。振り抜いた打球はライナー性で右中間を破った。貴重な追加点となる適時三塁打を「気持ちよかった」と振り返った。

 投手としても二枚看板の1人でもある。先発を告げられたのは朝だが、「大事な初戦だから、先発したかった」と準備は万全だった。4回1失点でまとめ、もう「1枚」の仁田圭暖選手へつなぎ、2人で勝利をたぐり寄せた。「次は無失点で」。頼もしげに表情を引き締めた。(鈴木雅之)

▼いざなぎ ピンチで冷静 岡主将が力投

 ○…いざなぎ少年野球クラブは、バッテリーを中心にした好守が光った。先発した岡勇辰主将(6年)は4回2失点と力投。二回は相手のスクイズを見破ったほか、挟殺プレーでランナーを刺すなどピンチでも冷静だった。「練習の成果を出せた。いい球はいっていた」と汗をぬぐった。

 四回は四球と盗塁で好機をつくり、四番の津田凛人選手(6年)が打席に。「絶対に点を入れたいとの気持ちだった」と、左翼線二塁打を放ち1点差に迫った。その後も好機はあったが、及ばなかった。津田選手は「最後は打てなくて悔しい。打撃練習に力を入れたい」と前を向いた。(長沢伸一)

2024/8/5
 

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