神明あかふじ米大会
<神明あかふじ米 第36回 兵庫県ジュニア軟式野球選手権大会>第3日 善防 4回2発逆転勝ち
▽準々決勝第3試合
善防少年野球クラブ(北播)
2003│5
0031│4
香寺クラブジュニア(姫路)
(4回時間切れ)
【評】善防少年野球クラブが接戦を制した。一回に押し出し四球などで2点を先制。一時は逆転を許すも、四回に難波選手と高井選手のランニング本塁打で3点を奪い逆転した。
香寺クラブジュニアは、四回に一打同点の好機をつくったが、後続が断たれた。
▼香寺 最終回に粘り 1点差に泣く
○…香寺クラブジュニアは最終回に粘りをみせ、あと一歩で逆転という場面を演出したが、1点差に泣いた。
一回に2点の先制を許し、「いつも通りのプレーができなかった」と大藤琉玖主将(6年)は振り返った。
三回は、坪田翔馬選手(6年)が「1点でも多くとる」とレフト前にチーム初安打。3得点につながり、接戦に持ち込んだ。2点を追う四回、木下侑大選手(6年)は「次の4番にチャンスを」と二塁打を放ち一打逆転の好機を築いたが、及ばなかった。
大藤主将は「今日悔しかったことを見直したい」と前を向いた。(井筒裕美)
〈きょうのヒーロー〉
善防少年野球クラブ 難波駿太選手
逆転2ラン「完璧でした」
投打「二刀流」の活躍で初出場のチームをベスト4に導いた。
逆転を許した直後の四回表。ランナー二塁の好機で、外角低めを振り抜いた。打球はセンターの頭を越えて、2点本塁打に。「芯でしっかり捉えられた。完璧でした」とうなずいた。
先発としても力投し、四回裏に迎えたサヨナラ負けのピンチに再登板。1点差に迫られたが、後続を断った。「緊張せずしっかり投げられた」
チームを引っ張る主将は「まずは準決勝に集中。たくさん打って優勝したい」。言葉に力を込めた。(記事・長沢伸一)
2024/8/13









